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オリバーツイスト

休憩中。です。はな凍ってます
キーボード打つ指まわりまへん。
体の真ん中まで冷えきってしまいました。
もちろん口もまわりまへん。
でもブログ読んだM君とB君がおごってくれました!
よし!たちなおった!(はやすぎっ)

〜オリバーツイストの事〜

綺麗な映像でした。
きらんきらんした感じじゃなく、押さえ気味で深い感じ。
一緒に見に行ったあの人は
「戦場のピアニストも押さえた感じ」って言ってました。

前評判は何だか今ひとつの評価が多くって 
アメリカでは2週間で上映が打ち切られてしまったなんて話も。
でもー私としては決して悪くありませんでした。なかなかGOODでした。
モノクロ時代のオリバーツイスト見ていないんだけど見たくなりました。

19世紀のお話。幼い頃に母親を亡くして救貧院での過酷な生活をしている少年
オリバーツイスト。この名前は救貧院のえらい人がアルファベット順にあてがった名前です。食事のお変わりを申し出た事で怒りを買って救貧院を追い出されてしまう。
その後葬儀屋さんに引き取られるけれども、そこでもひどい仕打ちを受ける。
とうとう耐えられなくなってロンドンに向かって歩く歩く歩く。
力つきて倒れたときには優しいおばあさんが助けてくれた。
やっとの思いでロンドンについたものの、そこからも色んなドラマが。
スリの少年と知り合ってスリの仲間としての生活がはじまる。
そこからまたまた色々あって、最高の幸福を感じる場所も見つける。
だけど運命は過酷でそれは長く続かない。無力な少年になす術はない。
まだ少年なのに人間の嫌なところ、人生の不幸なところ、幸せなところ、と多くの事を体験してしまった幼い人生。

沢山の酷い仕打ちを受けて育ったんのだけど、なのになのに、なんでか
美しい心をけっして忘れていなくって、人を許したいって思うのね。

だけどそれって誰かに教えられないとわからない事じゃないかい?
生まれながらに美しい心はあり得ない。何て言っちゃ・・いけないのです。
きっと酷い人ばかりの中で時々出会う優しい気遣いを示してくれた人々のおかげで
しっかりした良心と宗教心を培って行ったんです。

と、いうわけで、さまざまな悪に出会いながらも、
決して純粋な心を失うことなく
幸せをつかむまでを描いた感動の物語。

そう言えばスヌーピーで、
「オリバーツイストはおねだりして酷い目にあったんだ...」
って言う台詞。なるほど。この事だったのね。
うわーなんだかな。

今回はなんと言っても主役のオリーバー役の男の子の表情が
角度で全然変わるのが印象的でした。
日本の能面みたい。
写る角度によって別人に見えるんです!
やっぱりオリバー役は「キット心がうつくしい!」って思わせるような
サミシげで
美しいお顔の少年
じゃなきゃーイケナカッタんですね。
by yuko-k_2004 | 2006-02-03 14:03 | 映画のこと
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